2007年06月24日
補色対比

鮮やかな実の色と緑
みなさんは写真を撮影するときに色の関係を意識して見ていますか?
今回の写真はサンゴジュの熟した実を撮影したものです。このような赤い色は緑をバックにするとひときわ鮮やかに見えるのでこような色の関係を補色といいます。
被子植物と鳥類の運命的な出遭いは中生代のジュラ紀にまで遡るのです。被子植物は美味しい実をつけその実を食べて鳥類は生活することができました。その鳥たちに実のある場所を知らせるために最も目立つ配色を準備したといえるのです。
ダーウィンのいう自然淘汰説で考えるとこのような目立つ配色を持った物が採りに餌を運んでもらい、栄えたということになるのでしょうね。
と、配色の話から進化論の話になってしまいましたが、自然の配色も気にかけてみているとおもしろいことが一杯ありますね。また、楽しんでシャッターを切りたいものです。
Posted by 徳門大介 at 23:35│Comments(0)
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