2008年08月11日
夏の沖縄を撮る
沖縄本島の南部にあるコマカ無人島は素晴らしいしまです。夏には沢山の海鳥が繁殖のためやっくるまさに「海鳥たちの楽園」なのです。島に降り立つとまるでロビンソンクルーソーになったようなそんなきがするのです。
砂浜の向こう側にはどこまでも広がる太平洋。耳に入る音は潮騒の音と海鳥たちの鳴き声。知念海洋レジャーセンターから船がでていて、営業時間内なら30分刻みで迎えがあるので気軽に無人島気分を楽しめる空間です。 夏の沖縄を写すならお勧めのスポットです。
知念海洋レジャーセンター
Posted by 徳門大介 at
11:21
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2008年07月22日
インターバル撮影
10:17 11:48 アオムシを壺に詰めてふたを閉じた。
デジカメの進歩は嬉しいものです。これまでは赤外線センサーを巣の前につけ、赤外線をハチが遮断するとシャッターが切れるようにセットしたものです。
リコーのカメラにはインターバル撮影という機能があります。この写真はインターバル撮影を30秒に一度撮影してもらった写真です。すると一度アオムシを巣に運んだクロスジスズバチは約30分後にもう一匹の青虫を壺に入れました。
この機能は例えばアサガオの開花の様子などことコマカに記録できそうです。Caplio500Gは防水なので雨に濡れるような野外でも安心ですね。ただ、直射日光に関しては断熱の入れ物か日よけをしっかりする必要があると思います。
Posted by 徳門大介 at
23:34
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2008年06月11日
蓮の季節
蓮の花
蓮の花の季節になりました。米コメ民族の血かはたまた仏教の影響がある文化のせいか…蓮の花を愛でてしまうのは……
ついつい見入ってしまうのですね。蓮の花。さあ、今年は蓮の花を美しく撮るぞー!
2008年05月28日
グラデーションを楽しむ
グラジオラスの花の黄色と橙のグラデーション
5月はアヤメ科の花が綺麗でした。そろそろ6月の声が聞こえてきしたが、グラジオラスの花のグラデーションが好きですね。この色遣いは凄いと思うのですよね。
2008年05月27日
水中は繁殖期
繁殖期になると群れるムラサメモンガラ
ちょっとカメラのテストで潜ってみました。最近のコンパクトカメラは1200万画素まで画質が向上したとのことで早速です。
サンゴの産卵の報告が至るところでされていますが、繁殖シーズンなのはサンゴだけではありません。
写真のムラサメモンガラも繁殖シーズンなのです。
2008年05月26日
8つの眼
1センチにも満たない小さいクモを撮ってみました。よく見ると目玉が8つあるんですね。
よくみると可愛いかも……。そう思ったのは私だけでしょうか。
最近のコンパクトデジカメの接写力には驚かされます。
2008年03月31日
カメラテスト2
イワダイゲキの花と実のアップ
イワダイゲキの全体(とうだいぐさ科)
3月も終わろうとしていますが、沖縄の海岸線は今お花畑状態です。写真のイワダイゲキは遠くからでも薄い黄色の花のように見えきれいです。ただ、遠くから黄色に見えているのは総包葉(そうほうよう)と呼ばれる葉です。そうそう、クリスマスによく見られるポインセチアの赤い花のように見えるのも総包葉でしたね。
カメラのテスト2は植物の全体と拡大でした。
2008年03月28日
新しいカメラのテスト
シロノセンダングサの花で蜜集めするセイヨウミツバチ
メイフラワー (吹雪花)
シャッターチャンスを逃がさないため、いつも携帯するカメラがあるのですが、キャノンのIXYからRICOHのR8になりました。今回の選定理由はキャノンのIXYより、接写ができること1000万画素になったことでしょうか。とりあえず野原にでて何枚かシャッターを切ってみました。
花も写してみました。ちょっと峠を越えた感がしますが、メイフラワー満開ですね。今日は吹雪花って感じで写してみました。
2008年03月17日
金連花
雨の球をつくる金連花の葉
沖縄はうりずんの季節を迎えたようです。雨が多くなるのですが、植物たちはこのようにいきいきしています。特に金連花の葉は水をはじいて球をつくるので小さな子ども達に大人気です。
写真を撮る人もチャンスですね。球にいろいろな物を写し込んで楽しい写真にしてみてはいかがでしょうか。
2008年02月25日
春はウグイス
カンヒザクラの梢でホーケッキョと囀るうぐいす
最近は写真機の進化のお陰で誰でも適正露出でピントのあったブレの少ない写真が撮れるようになりました。昔は露出計で露出を計り、手動でピントを合わせ、望遠ともなると三脚を使って写したものでした。ここでは昔の四方山話をしたいのではなく、これまでの煩雑な技術的な部分が省略されたぶん画面構成(フレーミング)やシャッターチャンスにエネルギーをかけることができるようになった嬉しい時代になったことを知らせたいのです。写真はやっと技術者の手から離れアーティストの時代にシフトしたといえます。
これから春ですね、いろいろな動植物が野山をかざります。カメラ片手に野山を散策してみませんか?
面白い情報などありましたら書き込みしてみてください。
2008年02月07日
緑のカエル
オキナワアオガエル
沖縄にもツボカビが侵入して両生類の間で拡大を続けているようですが……このカエルはまだ大丈夫なようです。ビニールかなにかの作り物のような生き物ですね。
彼ら住める生態系を保障してあげたいものです。彼らは池や水たまりの上の木の枝に泡をつくりその中に卵を生み付けます。オタマジャクシは泡から抜けて下の池や水たまりに落ちて幼生時代を過ごすのです。
2008年02月06日
捕食の瞬間
スズメバチを捕食するイソヒヨドリ(雌)
冬になると赤道地方からシロハラが渡って来るので同じ虫やトカゲを食べる留鳥であるイソヒヨドリにとって食料事情が厳しくなります。私が昆虫を探して回っても殆ど見つからないのです。
今回の写真は餌に窮したイソヒヨドリの雌が危険なスズメバチを捕食しているシーンです。やはり危険なので慎重に扱っているようでした。すぐに飲み込む事をせず、くちばしの先でくわえて地面に叩きつけたりして死ぬのを確認にしてらか飲み込んでいました。
2008年01月17日
幻想的な夕日
大気が霞がかった時ってチャンスですね
太陽って面と向かってレンズを向ける事ってなかなかないですよね。昼間の太陽は1/100倍フィルターをレンズにつけて撮影しますが、夕方の落日前だとフィルターはいりません。ただ、夕日ばかり撮影していたカメラマンが失明したらしいのでやはり眼にはよくないようです。撮影には気をつけて行ってくださいね。
もろ、逆行なので補正が必要ですね。そのときの周りの明るさと太陽の明るさを考慮して何段階かシャッターを切る必要があります。超望遠の場合はシャッターの振動でブレが入るのでしっかりした三脚が二台(レンズとカメラ)必要になります。風でもカメラがぶれるのでいろいろ大変ですよ。
今回は35ミリカメラだと600ミリ相当です。
2008年01月09日
アリの撮影
リュウキュウマツの表面を歩くアシナガキアリ
今日はアリの取材です。マクロの105ミリに中間リングを2つ、レンズとカメラの間につけました。撮影倍率は3倍です。横12ミリ×縦9ミリの世界が切り取れます。
アリは動きが速いので三脚なんて立てている事はできません。全て手持ちだ撮影です。動きの速いアリの動きを止めるにはストロボが必要ですね。レンズの前にリングストロボというのをつけて光量はTTLを…と思ったのですが、デジタルカメラになってから同調しなくなりました。で、マニュアル撮影です。
写真にってみるとアリの眼の複眼や、体の細かい毛まで見えたりして、新たな発見があって楽しいですよ。
2008年01月03日
闘牛に挑戦
牛のの視線と動きをどう出すか
巨体同士のぶつかり合いのすごさ
以前から迫力があることで知られていた闘牛に今日初めてであった。沖縄にはいろんなオーラセー(決闘)がある。生活の中ではニワトリ(チャーン)の決闘、シャモ(ターウチー)の決闘、ヤギの決闘、大型のほ乳類では牛の決闘(闘牛大会)がある。
体重850キロ前後の巨体同士がぶつかり合う迫力のある試合だ。この迫力をどのように切り取れば表現できるのか、シャッター速度をどれくらいにすれば牛の動きを表現しつつ、ピントを残せるのか?
闘牛場は意外にも暗い、今日は薄曇りだったが、ドームの中はASA感度800、絞り5.6、シャッタースピード1/60であった。動きを出すため、シャッタスピードを1/30にして動きを出すことができた。
2007年11月18日
華の狩人
オオゴチョウの花で獲物を待つカマキリ
沖縄も涼しくなりました。とはいっても今日は24℃ですね。快適な状態なのでしょうが、風が強いので実際の体感温度はもう少しひくいのです。
夏の暑い時期は花も少ないのですが、涼しくなると花も多くなり蝶やそれを捕食するカマキリなども多くなります。花を詳しく見ているとこんな光景に遭遇することもあります。
2007年11月13日
沖縄は花盛り
テイキンザクラにとまるツマベニチョウ(南城市にて)
沖縄の気温も25℃前後となり過ごしやすくなりました。野山にはススキの穂もあがり、きれいです。花壇にはいろいろな花が咲き乱れています。テイキンザクラにきれいなツマベニチョウがとまっていました。めずらしく翅に傷一つない完全な形をしていました。
チョウを写すときは花の開き具合を撰ぶのに気をすかいますね。それと目にピントを合わせることが重要ですね。
2007年09月23日
環境を記録する
台風後に打ち寄せられるゴミの山
写真を写しているときれいな写真の方が売れるのでどうしてもきれいな写真を数多く撮るようになる。しかし、反面悪化していく環境の記録としての写真も必要になる。
台風の度、おびただしいほどのゴミが海岸には打ち上げられる。ゴミをみているといろんな生活の場面がおもい浮かぶ。
2007年07月25日
デイライトシンクロ
葉の裏に群れるナナホシキンカメムシ
こんにちは沖縄写真館館長の徳門です。台風一過沖縄はすっかり夏一色になっています。子ども達はを手に公園や学校を探し回ってますね。貴重な夏の思い出になっていくのでしょうね。
さて、今日はデイライトシンクロの話をしようと思います。デイライトシンクロはやや逆光気味の場所に被写体がある場合、被写体が黒くつぶれるのを防ぎ、表情を出させるときに使う技法です。
最近のカメラはオートでデイライトシンクロができるようになっていますが、ストロボの光が周りの光と同じ強さになると不自然になってしまいます。ストロボは周りの光より1段階弱い光を当てるべきでしょうね。そうすれば、葉っぱの裏であるが、色は出ているという作品に仕上がります。
沖縄での撮影ワンポイントアドバイス
沖縄は日差しが強いので物体の影が強く出過ぎます。ですから、大型のストロボを使い影を弱めるのにも使えますね。もちろんレフ板を使えば光の加減を眼で確認しながら撮影できてベストでしょうね。
私が真っ昼間なのに大型のストロボを付けて自然写真を撮っていると、みなさん振り返るのですね。一般の人々はストロボは夜使うものという認識があるようなのです。